自社の現状把握 「経営改善計画書」を作成するには、まずは自社がどのような状況にあるのかを把握し、その上で経営改善計画を立てていく必要があります。 「自社の経営状況ぐらいは、だいたい把握している」という経営者 …
経営課題の探索 経営課題は売上高の減少、資金繰りの悪化、借入金の増加というかたちで表面化してきます。 しかし、それらは経営課題が表面化しているものであって経営課題そのものではありません。 経営課題とは、経営を困難な状態に …
経営課題解決策の検討 外部課題への考え方と解決策 外部課題そのものは自社としては手のつけようがないので回避策を講じます。 販売している商品そのものに競争力がなくなってきた場合は、別の商品を販売(業種の変更)するか、販売方 …
資金繰り表の作り方 資金繰りのポイント 経営改善計画を作成するとしても、成果を上げるためには一定の時間を要します。その時間は状態により半年から2年程度と思われます。 その間資金繰りが円滑に行われ、資金不足による倒産を招か …
経費節減計画の作り方 基本的な考え方 ここでは、新たな借入なしに安定的な資金繰りが行えることを前提とします。 具体的には現在の売上高と現在の粗利益率を前提として経費の削減により収支の均衡を図ります。 さらに、経営に必要と …
売上高の増加策 売上高を上げる方策として一般に次の方法があります。 売上高の増加策では、経営課題と食い違いが起きないように注意してください。 ① 新しい商品の販売を …
借入金返済計画の作り方 返済財源と返済期間 長期借入金の返済財源は減価償却費と税引後利益の合計額の範囲ですから、まず利益を出すことが前提となります。 一般に税引前の売上高対利益率は優良企業で3%前後、減価償却費は設備投資 …
経営改善計画書の作成 今まで7項目にわけて、経営改善計画書の作り方を解説してきました。 今まで検討した内容をふまえて、いよいよ書面に落とし込み経営改善計画書を完成させます。 経営改善計画書に定めるのは次のと …